漢字は大切
総合初等教育研究所の調査が発表になった。「犬」の「、」を正しい位置に打てない小学2年生が26.4%、「牛」を「午」と誤った小学3年生が18.4%、「専」の字に不要な「、」をつけてしまった中学1年生が30.8%もいたそうだ。その他、現代ではあまり使わなくなったことばや小中学生になじみのないことばの漢字が書けない子供が多かったようだ。ワープロの発達などで大人も字を書く機会が減っているので、同様の現象は起こっているだろうと思う。その反面「漢検」などに力を入れる人もおり、一概に「日本人は漢字に弱くなった」とは言いがたい状況だ。しかし、漢検っていつからこんなブームになったのだろうか? 本部は関西(京都市)にあるが、その素性はよく知らない。
さて、市町村の合併が国主導で行われているために、新しい市町名が続々と生まれている。「ひらがな・カタカナが使われる市町村名についての発言集」というサイトがあり、覗いてみたら結構肯ける意見が多い。やっぱり、安易にひらがなやカタカナにしすぎではないか。漢字を使わないというだけでなく、あまりにもその土地の歴史などを無視・冒瀆するような地名も散見される。まあ、やはり「さいたま市」がその代表格ではなかろうか。以前辛酸なめ子さんがある雑誌に「『さいたま市』の反対運動として『さおたま市』と紛らわしいと主張しよう」なんていうネタを披露されてましたが、その気持ちも何か分かるような気がする。
さいたま市と同様な市名としては、「南あわじ市」とか「さぬき市」とか「東かがわ市」ある。これらは親しみをもたれると思ったつけたのだろうが、失礼ながら「お前らにはこの漢字書けないだろう」という人を見下した感じがしないでもない。まあ、これらは旧来の地名の継承なのでまだしも、ひどいなぁと思うのは「南アルプス市」などだ。それなのに今度はなんと「南セントレア市」(愛知県美浜町と南知多町が合併)が愛知県に誕生するらしい。これはひどい。まだ「中部空港市」の方が数段マシだ。「国際交流都市を目指すのに清新なイメージ」らしいが、さすがに呆れるばかりである。





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